FC2ブログ

自己愛 -あなたのシャンパンタワーを満たそう-

シャンパンタワー



自己愛 -あなたのシャンパンタワーを満たそう-


最近参加したセミナーで、これまで自分がほとんど意識していなかった概念に触れました。

それは「自己愛」です。


“愛”などという言葉はなかなか理解が進みにくく、はじめはどういうものか良く分かりません。
別の言葉で表現すれば、「自尊心」、「自分の期待に応える」、「自己肯定感」、「自分を大切にする気持ち」 といったものと同義、あるいは類義であると個人的には理解しています。

私はこの概念に触れたとき、これまで他人の期待に応えることばかりしていたことに気付きました。


他人の期待に応えるとは、他人の目標・目的を達成するために自分の時間を使う、ということです。これは特に仕事においてそうだったと思います。

過去のエントリ「2つの仕事のバランサー」でも述べたように、仕事にはおおきく2つの価値観があります。

1つが、「期待に応える仕事観」であり、もう1つが「自己完結型の仕事観」です。

もちろん、期待に応えることで周囲の責任を獲得していくことが仕事の基本であり、ビジネスの普遍的な方法論です。しかし、おなじ周囲の期待に応えるにしても、自分がしたかったことをして周囲の方々からの信頼を得ていくほうが、より高いパフォーマンスを発揮できるのだと思います。










シャンパンタワーを満たそう!



セミナーでは、自己愛の概念はシャンパンタワーに例えられていました。
仕事や私生活において、シャンパンタワーのてっぺんのグラスに自分が立ち、自分が満たされることによって、初めてその他のグラスをも満たしていけるのだという例えです。

やりたい仕事ができていない、自分に適した仕事環境ではない、そんな満たされない心で他人のグラスを満たそうとしても、うわべだけの価値の提案になってしまうと思います。


例えば、あなたがお客様の業務を効率化できるITシステムの提案をしているとします。お客様に価値があり、お客様のコスト低減や、売上高増加をもたらす提案が十分にできたとします。

しかしその提案が受け入れられ、システムが販売できたとしても、あなたがそのシステム提案という仕事にコミットしておらず、やりがいを感じられていなかったとしたらどうでしょう。


お客様が喜んでいる事に、心から「よかったですね」と一緒に喜べるでしょうか。

お客様の業務が効率化し、お客様が昇進したとき、心から「おめでとうございます」と言えるでしょうか。



どこか他人行儀にならないでしょうか。

「うれしいといえばうれしいけど、結局のところ自分には関係ない」

そんな気持ちが少しありませんでしょうか。
わたしはどこかこうした「わだかまり」を感じてしまいます。


これは、自分が満たされていないのに相手を満たそうとしていることの弊害です。
もちろん仕事の成果を達成することはできますが、同じ仕事を「好き」だと豪語できる人間には絶対にかないません。つまり、自分のベスト・パフォーマンスをたたきだせる仕事環境ではないということです。

まずは自分を満たせるからこそ、相手にも本気で提案できるのだと思います。




あなたにとってのシャンパンタワーのてっぺんとは?


何があなたのシャンパンタワーに相当するのかはわかりません。それも仕事の内容や職種、といった大きなくくりで明快なものはほとんどないでしょう。

仕事のやり方、例えば自律的で裁量が多いほうが良いとか、既存のレールの中で繰り返し改善を行うことが良いとか、そういった仕事環境面であることがほとんどでしょう。

また、あなたがこれまでに悩んできたこと、もしくは憤りを感じること、そういった分野も、シャンパンタワーたり得ます。
むしろ、何年にもわたって悩み・憤りや怒りを感じるのであれば、それはもはやあなたが乗り越えるべきライフワークであると思います。あなたと同じようにその問題について考えられる人はそうそういません。

あなたはその問題に長時間を費やしてきたのであり、その分野のエキスパートでもあります。



再び自己愛


自分が感じること、思うことは、小さなことだとバカにせず、自分に素直になり、自分のやりたいことを明確化していくプロセスが非常に大事だということを学びました。

自分の考えにふたをせず、素直に「そこまで自分が思うのだから、その思いは何よりも大切なのだ」と思うことこそが自己愛でしょう。

自分を世の中の何よりも大切にすることで、自身を満たし、その結果、周囲をにも幸せを提供できる自分になれるとよいですね。
私もそのように成長していきたいと感じました。


関連記事
↓記事が参考になったらクリックお願いします

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

so-tan

Author:so-tan
佐藤 創。仙台のIT業界でシステム開発に従事しながら、情報処理試験プロマネの受験対策を実施(「このブログについて」参照)。情報処理技術者システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、中小企業診断士。日々自分のキャリアや様々な問題に悩みつつも、前向きに問題に立ち向かえる自分でありたいと願う。そんな日々の記録です。
Twitter → @sato__so__
FB → facebook.com/creative.1st.pm

人気の連載エントリ
当ブログではテーマに沿った連載エントリがあります。掘り下げた議論がお好きなら以下からどうぞ。
  1. 受託・派遣型の中小ソフトウェア業が抱える課題
  2. 情報サービス産業の今を俯瞰する
  3. 自分の強みを仕事に活かし仕事を楽しむ
  4. 情報システム派生開発プロセスの工夫
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク