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キャリア・アンカー


●キャリア・アンカー


自分は常に「挑戦」を求めているということがようやく最近わかった。
というと格好がよいが、逆を言うと「飽きっぽい」「根性がない」ということにもなる。


仕事をしていても、同じ様なことが2度続くと、とたんにやる気がわかない。
自分でも「あまりにも飽きるのが早い」とあきれていたところである。

問題対処の結合テストなども、延々とテストを1日中やり続けるのは(テスト要員には悪いが)、自分にとってはかなりきついことである。こうした時はテストそのものではなく、テストを効率化するためのヒントを探すことを目的とするなど、テスト以外の目的を持たないと、どうしてもモチベーションが上がらないのだ。



つい先日、社内の教育資料を作成している流れで、自分のキャリア・アンカーを再確認する機会があった。

キャリア・アンカーとは、エドガー・H・シャインが提唱したもので、人がキャリアを選択する際に犠牲にしたくない価値観のことをいう。

以前から組織の人的資源管理(HRM)に興味があり、キャリア論、リーダーシップ論、モチベーション論は大変興味深く研究をしていたのだが、自分のキャリア・アンカーについてしばらく忘れていた。

「自分のキャリア・アンカーを認識しよう」というエクササイズを取り入れたカリキュラムを作成していたので、自分のキャリア・アンカーを参考までに資料に載せようと思い、指向性質問に回答していった。


キャリア・アンカーは、特定の質問に当てはまるのかどうかを6段階で評価して回答する。それぞれの質問は、8つのキャリア・アンカーの特徴のうちの1つを表現するものになっており、質問の点数を合計することで、もっとも高い得点を付けたものが、その人のもっとも強いキャリア・アンカーになる。


私のキャリアアンカー


その結果が以下。
順位とカッコ内が平均の得点。


1位(5.4) 純粋な挑戦

2位(5.2) 自律・独立

3位(5.0) 全般管理コンピタンス



最下位はこれ。


8位(2.0) 保障・安定



こうしてみると、自分がなぜもっと難しい課題にチャレンジしたいと渇望しているのか、その理由を再認識できたように思う。

1位の純粋な挑戦は、難しい課題や問題にチャレンジできるということが喜びという価値観である。これはとても自分に当てはまる。もっと自分の能力をフルに発揮できないと解決できない課題に挑戦したいのだ。なので、同じことの繰り返しは急にモチベーションが下がってしまう。だから、仕事をすぐにマニュアル化するなどし、部下へ任せる。このときにきちんと権限移譲をおこなうことで、部下が早期に仕事を覚えることができるし、また成長する。

新しい仕事を切り開き、それが安定したらマニュアル化などをして仕事を部下に渡し、自分はコーチ的な立場で指導する。そして自分はまた新たな仕事を求めて模索する、、というサイクルが自分にとってかなり心地いいのだ。


2位の自律・独立というのは、組織などから縛られたくない、という意味であり、キャリアとしても会社の外でも通用するような独立したものを目指す傾向にあるという。これも確かに当たっている。


3位の全般管理コンピタンスとは、経営管理そのものに興味を抱き、かつそれをこなせるコンピタンスがある人のことである。自分は昔から経営そのものに興味があり、自然と経営管理全般に興味を持つにいたった。自然とその手の書籍は読むし、今は中小企業診断士にもチャレンジ中である。なので、経営管理そのものに興味があるというのも間違っていない。


このような形で、改めて自分の価値観を振り返ってみるのも新たな気づきを得られてよかったと思う。



参考までに4位タイは、

4位(4.8) 起業家的創造性
4位(4.8) 専門・職能別コンピタンス


となっている。




●挑戦することは楽しいことだ


前々から「挑戦する」ということは、挑戦することそのものが楽しい(エキサイティングな)ものだと考えている。

これについては子供にもよく言い聞かせている。

子供が、「勉強がどんどん難しくなってきたからやりたくない」といったことを言ってくる。
そのたびに私はこんなことを説教しているのだ。


「新しいことを覚えることが勉強そのものだろう?

 じゃあ、今できることだけをずーっとやってたら楽しい?
 たとえば、1+1を何回もずーっと解いてたら面白いって思う?

 ゲームでも、簡単なゲームを何度も何度もクリアして面白いって感じる?
 レベルが高いのにスライムばっかりと戦って面白いの?

 
 全然面白くないでしょ。
 自分にとって新しいと思える未知なものに触れるからこそ、驚きがあって楽しいじゃん。
 新しいことに挑戦することは純粋に面白いっていう意味わかるでしょ。
 
 挑戦すると自分がそれだけ成長するから、言い換えれば、自分が成長することは、
 それ自体が楽しいものだってこと。

 だから勉強は未知への挑戦の連続だから、本当は楽しいことなんだよ」


という説明をすると、子供ながら腑に落ちるようで、

「たしかに!」

と、納得した表情になる。



自分にとって挑戦することは、それ自体がエキサイティングなイベントである。
それは自分だけかと思っていたが、前述のように説明すると、子供でも挑戦することの楽しさ(というよりも、挑戦しないことのつまらなさ)は理解できるようだ。

太古の人類も、知的好奇心を働かせて、未知の土地へ行き、未知の食べ物を食べ、未知の動物と戦って進化・繁栄してきたのだと思う。

(個人的に、タコとかホヤとかナマコとか、本当に誰が最初に食べたのか不思議でならない! 食べられると証明した最初の人類に敬服する!!)


知的好奇心のおもむくままに、未知の事象へ挑戦することが人類を進化させてきた原動力だとしたら、現代の人もそれを活用しない手はないと思う。


挑戦 = 楽しい、という図式が自分の中でしっかりと定着したら、勉強にしろ仕事にしろ、なんでも楽しめるのではないかとさえ思う。


悟空とかルフィが、自分より強い相手と戦うことを考えるとワクワクする気持ちが、今だとよくわかる。
もちろん、子供のころはなんでワクワクするのかさっぱり理解できなかったが。


自分なりの挑戦をし続ける人生でありたいと思う。

なにかの本にも書かれていたが、幸せな状態とは、「自分の能力を発揮して、挑戦したいことに挑戦できる環境があること」だと定義していた。これも真実の1つだと思う。


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プロフィール

so-tan

Author:so-tan
佐藤 創。仙台のIT業界でシステム開発に従事しながら、情報処理試験プロマネの受験対策を実施(「このブログについて」参照)。情報処理技術者システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、中小企業診断士。日々自分のキャリアや様々な問題に悩みつつも、前向きに問題に立ち向かえる自分でありたいと願う。そんな日々の記録です。
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